AWSに移行するメリットとデメリットとは?
AWSに移行するメリット
AWSに移行するメリットには以下のようなものがあります。
コスト削減
AWSは、自社でサーバーを管理するコストを削減できるため、コストを削減することができます。AWSは、使用した分だけ課金される従量制の料金体系を採用しているため、不必要なコストが発生することもありません。
拡張性と柔軟性
AWSは、自社のビジネスニーズに応じて必要なリソースを迅速かつ柔軟に調整できるため、ビジネスの拡大や縮小に合わせたインフラストラクチャの調整が簡単です。
セキュリティ
AWSは、世界中のさまざまな業界や企業で採用されており、高いセキュリティ規格を満たしています。AWSは、自社でセキュリティを強化するためのツールやサービスを提供しており、セキュリティリスクを軽減することができます。
高可用性
AWSは、グローバルに分散したデータセンターを備えているため、高可用性を実現することができます。また、AWSは、オートスケーリングやロードバランシングなどの機能を提供しており、アプリケーションの可用性を向上させることができます。
最新技術の利用
AWSは、最新のクラウドテクノロジーを導入しているため、自社でクラウド環境を構築するよりも、最新の技術を利用することができます。また、AWSは、新しい機能やサービスを定期的にリリースしているため、常に最新の状態に保つことができます。
AWSに移行するデメリット
AWSに移行するデメリットには以下のようなものがあります。
技術的な専門知識が必要
AWSは高度な技術が必要であるため、専門知識を持ったスタッフを雇う必要があります。特に、AWSのインフラストラクチャを設計・構築・運用する場合には、AWSの認定資格を持ったスタッフを雇う必要があります。
オンプレミス環境からの移行にはコストがかかる
AWSに移行する場合、オンプレミス環境からAWS環境への移行には、データの転送やアプリケーションの移行、AWS環境でのテストやデバッグなど、多くの作業が必要です。そのため、移行にかかるコストはかなり高額になることがあります。
クラウドサービスに依存することになる
AWSに移行することで、自社がクラウドサービスに依存することになります。そのため、AWSのサービス停止や問題が発生した場合、自社のビジネスに影響を与える可能性があります。また、AWSの価格変更やサービス内容の変更にも、自社のビジネスに影響を与える可能性があります。
クラウド上のデータの保管場所が海外にある場合がある
AWSはグローバルに展開しており、クラウド上にデータが保管される場合、海外に保管されることがあります。そのため、個人情報保護法や海外へのデータ転送に関する法律に違反する可能性があることに留意する必要があります。